共有経済へのイノベーション(その2):総有の解体と抵抗の近代史

共有経済の基本となる共有概念には、共有対象が分割できず共有主体も一体の「総有」から、個人の私有を前提に持分化する「共有」まで、広い領域がある。今回は、入会林野や山河・海などに関する、最も一体的な「総有」について、歴史的に分析してみたい。 続きを読む

  • 共有経済へのイノベーション(その1)

    エネルギーは、近代社会以前には、エネルギー・コモンズ(共有資源)だった。しかし近代社会は、それを私有し国有していった。しかし巨大な気候変動リスクが顕在化している21世紀、再びエネルギーをコモンズとして認識し活用する方途の探求が求められている。この方向性を、オストロムに導かれつつ、今日立ち現れている共有経済(シェアリングエコノミー)の台頭の中で、歴史的に探求する。 続きを読む