「容量市場」とは何か – 原発・石炭・独占を維持する官製市場

この7月、日本で初めてとなる「容量市場」の入札が行われた。8月末に結果が出る予定だ(9月末に延期された)。多くの人にとっては聞き慣れない「市場」だろう。欧米でも同様または類似した仕組みが試行された段階であり、導入しない国や地域も少なくない。日本でも容量市場への批判も多く、そもそも不要、との声もある。電力市場自由化では周回遅れの日本が、容量市場の導入は急いだ。 続きを読む

  • 複合危機をどう乗り越えるか

    地球規模での新型コロナウイルスの感染爆発、いわゆるパンデミックがますます広がっている。日本でも都市封鎖に近いかたちで営業や外出の自粛を要請する緊急事態宣言が発令されたが、この先の展開は見通せない状況だ。 続きを読む

  • 「グリーンエネルギーバレー」数字で見るドイツのグリーンスタートアップシーン

    低炭素な未来に向けた移行において、政策は決定的な役割を担うものの、最終的にエネルギー転換を実現させるのはビジネスです。エネルギー転換の母国であるドイツでは、多くのスタートアップたちが斬新なビジネスアイディアを市場に持ち込み、再生可能エネルギーや熱供給、モビリティといった分野で既存の勢力から市場シェアを奪い取り、変化の機会を活かしています。グリーンスタートアップシーンの活性化は、ドイツの「グリーンエネルギーバレー」と呼ばれるようになりました。このファクトシートでは、その概要を数字で見ていきます。 続きを読む

  • ドイツの風力発電立地ルールをめぐる交渉

    ドイツの2030年までのエネルギー・気候目標では風力発電が重要な役割を果たすことが見込まれています。一方、陸上での立地ルールが厳格化されることで期待する導入量が確保できず、目標が達成できなくなる可能性も予見されています。クリーンエナジーワイヤーによる解説記事から厳格化保留にいたるまでのプロセスを見ていきましょう。 続きを読む

  • 新たなステージを迎えた世界の自然エネルギー

    いよいよ2020年になり、パリ協定がスタートすると共に自然エネルギー市場も世界的に2030年までの10年を見据えて新たなステージを迎えている。この10年間の世界の自然エネルギーの飛躍を振り返り、これからを展望する。 続きを読む

  • ファイナンス・スタートアップ ベターベストが小規模投資家とグリーンエネルギープロジェクトをつなげる

    エネルギー転換の進展の中で新たな機会が生まれ、さまざまなスタートアップが新たなビジネスモデルを構築し、産業構造を変革しつつあります。クリーンエナジーワイヤーのスタートアップインタビュー連載第5回「ベターベスト」の翻訳記事をお届けします。 続きを読む

  • 電気料金は本当に安ければいいのか?

    「電気料金はとにかく安い方がいい」というのは本当に正しいのでしょうか?最近、地域の新電力に多く関わっている私がずっと考えてきている課題です。短期的な価格にとらわれた安売り競争は地域の疲弊を招き、地域経済の持続的な発展につながらないことが予見されます。 続きを読む

  • 箱に収まる電力会社 − ルメナザが可能にする破壊的な電力取引

    エネルギー転換の進展の中で新たな機会が生まれ、さまざまなスタートアップが新たなビジネスモデルを構築し、産業構造を変革しつつあります。クリーンエナジーワイヤーのスタートアップインタビュー連載第1回「ルメナザ」の翻訳記事をお届けします。 続きを読む

  • 世界と日本の自然エネルギー30年間の軌跡

    平成の30年間を自然エネルギーの拡大という観点から見ると、欧州が先行し、日本がそれに追随してきたことがわかる。世界と日本、ドイツのデータからこれまでの軌跡を振り返る。 続きを読む

  • 変容する世界のエネルギー地政図

    自然エネルギーの急速な普及拡大と従来型エネルギー資源の利用減少という流れのなかで、世界のエネルギー秩序はどのように変容していくのか。国際再生可能エネルギー機関(IRENA)がまとめたレポートから変容する世界のエネルギー地政図を見ていきましょう。 続きを読む

  • 40パーセントを越えた再エネによる発電 − 今、ドイツで起きていること

    年頭に久しぶりにドイツの話をしたいと思います。フラウンホーファー太陽エネルギーシステム研究所が、1月5日に発表した昨年のドイツの発電状況のまとめ速報(”Net Public Electricity Generation in Germany in 2018”)を取り上げます。テーマは「再エネ電力4割越えのドイツで何が起きているか」です。 続きを読む