
ドイツでの再生可能エネルギー電力が記録的ピーク水準を達成した(やや誇張気味の)ニュースに加え、ポルトガルからも新たな連続記録が届いています。しかし、アメリカの専門家ポール・ガイプ氏は今回のゲスト寄稿で、年間に占める割合の方が重要であること、そして、ポルトガルは水力発電に大きく依存していることに気付かせてくれています。 続きを読む
ドイツでの再生可能エネルギー電力が記録的ピーク水準を達成した(やや誇張気味の)ニュースに加え、ポルトガルからも新たな連続記録が届いています。しかし、アメリカの専門家ポール・ガイプ氏は今回のゲスト寄稿で、年間に占める割合の方が重要であること、そして、ポルトガルは水力発電に大きく依存していることに気付かせてくれています。 続きを読む
前回のコラムでは、一般消費者から見て電力自由化とはどのようなものか、という消費者目線で電力自由化について考察し、自由化とは本来リベラルな(公平な)市場を目指し、その意義は「公平性(フェアネス)」と「透明性(トランスペアレンシー)」の担保にある、ということを述べました。 続きを読む
自然エネルギーにより重点をおかない限り、パリ気候変動会議は成功しないでしょう。20年前にベルリンではじめて開催されたCOPから振り返り、パリでは何が焦点となるのか、国別目標案と自然エネルギーの関係を考えてみましょう。 続きを読む
フランスが2050年の電力需要を100%を再生可能エネルギーでまかなうことができるという研究レポートがルモンド紙で報道された。100%再生可能エネルギーを目指すことが世界の大勢になるのは時間の問題だろう。 続きを読む
昨年、イギリスの代替技術センター(British Center for Alternative Technology)は、イギリスが2030年までに100%自然エネルギーを持続可能なかたちで達成できるかどうかを調査しました。今回は、その調査結果を見てみましょう。 続きを読む
周知の通り、京都議定書では国別に削減キャップを設定し、政府が責任を持って自国の温室効果ガス排出を数量的に削減する。来年のパリの合意でも基本はそうなるだろう。実はこの仕組みが問題の根源だ。 続きを読む
1973年に石油危機が生じたとき、日本は大混乱に陥りました。私は、このとき日本がエネルギーに関してまったく無防備であることを知りました。そこでエネルギー問題を本格的に研究しようと心に決めて、多くの資料を収集して調べはじめました。エネルギー問題には、人類と技術の歴史に関する複雑で多様な問題が凝縮されています。この問題に取り組むことによって、世界をよりよく見通せるようになりたかったのです。 続きを読む